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園庭の、夏のパワーアップ

更新日:9月7日

ここに子どもたちがいたら、きっと大喜びしたのになあ!

園庭で、力強くきびきびと働いているとっても小さなショベルカーに、2学期の準備をしている教諭たちはきっとそんなことを思っていたに違いありません。

コドモの園幼稚園の夏休みは、子どもたちの遊ぶ声の代わりに園庭を工事する音が聞こえてきます。





園庭の土を掘り起こし枕木を据え付けたりと、近年増えてきた豪雨にも対応できるよう、排水をこれまで以上に良くする工事を行いました。ガーデナーさんがバーク堆肥をすき込んで、枕木の隙間には踏みつけに強いヒメイワダレソウの苗を。そのほかにも芝生やクローバー、紫花菜、ノースポールなどの種を蒔いてくださいました。芽吹きが待ち遠しいですね。



ガーデナーさんはレンガを使って、子どもたちが立ったまますぐにやりたいことに取り掛かれるよう、作業台も作ってくださいました。さらには木の板を切ったり穴を開けたり接合したり。レタリングも入ったとっても素敵なお砂場の道具入れも誕生しました。





よく見ると、園庭にはいろんな種類の土があることに気づきます。子どもたちがかけっこを楽しんだりもする往来があるところは、薄灰色と薄黄色の砂地。ひみつのもりや花壇には、美味しそうな黒糖パンを思わせる焦茶色のふかふかのの土。そして花壇と砂地の間にも、バークや炭のかけら。こんな土の使いわけが、コドモの園幼稚園の園庭をゆたかにしてくれているのですね。





1学期の間、大小の起伏を持つひみつのもりと過ごした子どもたちには、このわずか3ヶ月半の間に怪我の大幅な減少が見て取れるようになりました。いろんなものを生み出すガーデナーさんの不思議な手は、子どもたちの安全をも生み出しているのかもしれませんね。

2学期になって登園してくる子どもたちは、パワーアップした園庭にどんな表情をみせてくれるのでしょう。今回蒔いた種は、暑さが和らいだら活動を始めるのだそう。みんなも暑さが和らいだら、園庭でたくさん遊びましょうね。

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