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【年長組】卒園式

あたたかい春の日。コドモの園幼稚園の年長組のみんなが卒園式を迎えます。

毎日おうちの方と通った天使の門には、園の旗と、卒園式の看板。ホールには、年長組のみんなで制作した桜や虹をテーマにした絵が。春らしい色合いの生花も、今日は特別な日だよと教えてくれているようです。



やがて賑やかな声が聞こえてきました。園門で記念撮影をすると、コサージュを胸につけ、いつものように保育室へ入ります。いつものように出席ノートへシールをぺたっ。でも、なんだかいつもと違います。



保育室の壁には「そつえん おめでとう」。年長組のおうちの方が手作りしてくださった飾りに見入るこどもたち。最後の朝の集まりを終え、準備を整えてホールに向かいます。



にこやかにホールに入場した子どもたち。今日はみんながこの幼稚園で過ごす最後の日です。初めて幼稚園に来た日から、神さまが嬉しい時も楽しい時も、悲しい時も葛藤した時も、いつも一緒にいて守ってくれました。讃美歌『ひとりひとりのなをよんで』を歌い、「今日もこの式の中心にいて守っていてください」とお祈りします。



生まれる前から神さまに愛されていたみんなは、生まれた後も神さま、そしておうちの方や周りの人に大きくなれるよう守られていました。たくさんの幼稚園の中から、この幼稚園に来るといいよと神さまが呼んでくださって、たくさん遊んでたくさん絵本を読んでもらって、たくさんお弁当を食べて、本当に立派なお兄さん、お姉さんになりました。立派になったみんなが小学校に行けるのが嬉しいので、寂しいけれど、喜んでさよならをします。



教諭に服を整えてもらい、名前を呼ばれると元気にお返事をして、壇上にひとりひとり登ります。卒園証書を受け取ったみんなが振り返った時の、とってもすてきなお顔! みんなの瞳に、強くて優しい光が宿っています。




振り返れば、初めて幼稚園に来た日から、ひとりひとりがかけがえのないお友だちになったね。そしてたくさん笑ったり泣いたり、本当にたくさんのことがありました。その思い出を胸に、心を合わせて「ともだちになるために」「さよならぼくたちのようちえん」を歌います。




最後に、つつがなく式を終えられたことを感謝し、「みんなが卒園しても幼稚園を通してみんなが繋がっていられるようにしてください」とお祈りをしました。



保育室にもどったみんなは、園からのプレゼント、子ども向けの聖書を受け取ります。長い間一緒にいてくれた教諭とタッチしてハグ。そしていつものように”えほんのはらっぱ”へようこそ! 最後の絵本の読み聞かせです。また明日からも同じように続いていくような、でも本当に最後の日。



「みんなが小学校に行っても、神さま、みんなのことを守っていてください」。そうお祈りして、幼稚園での最後の日は終わりました。



年長組のみんな、卒園おめでとうございます。

小学校に行っても、いつでも幼稚園に遊びに来てね!


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