【全学年】クリスマス礼拝・祝会
- コドモの園幼稚園

- 12月16日
- 読了時間: 4分
更新日:8 時間前
12月ももうなかば。コドモの園幼稚園の園庭では、北風がからからと落ち葉を踊らせています。おおさむい! 玄関から園舎に入ると、目に楽しく、あたたかみを感じるクリスマスの飾り付けがお出迎えです。
年少組の保育室へ行ってみましょう。こひつじの群れが壁面で楽しそうに遊んでいます。紙粘土を使ったクリスマスリースの制作も。机にはこひつじの耳の可愛らしいボンネットが。
年中組の保育室の壁面では、天使が嬉しそうに羽ばたいています。色とりどりのオーナメントがとってもきれいな、毛糸を使って制作したクリスマスツリー。机には天使の衣装が用意されています。
穴に毛糸を通して作ったツリーが並ぶ壁面は、年長組の保育室。どんぐりを使って作ったクリスマスの飾り。窓には衣装が掛け並べられています。卒園生が作った、イエスさまのお誕生の場面をかたどったお人形たちが、やさしくほほえんでいました。
ほの明るいホールにおうちの方々が集まりました。アドベントクランツの3本のろうそくに火がともされます。きらめく柔らかなともしびとオルガンの音色に導かれるように、衣装をまとった子どもたちが入場してきました。今日はクリスマス礼拝・祝会の日。神さまのこども、イエスさまのおうまれにおめでとうを、そして神さまに、イエスさまを私たちにくださってありがとうの気持ちを伝える日です。
火がともされたアドベントクランツの4本目のろうそくは、イエスさまのように、なんと明るくあたたかいのでしょう。このホールにみんなを集めてくださってありがとうございます。困っているひと、悲しんでいるひとが、どうかうれしい気持ちでクリスマスを過ごせますように。わたしたちが、神さまありがとうの気持ちで「聖劇(イエスさまの降誕劇)」をお捧げできますように。
心からごめんなさいと謝れば許してくれる。大好きだよと言えば、大好きだよと抱きしめてくれる。わたしたちの大好きなイエスさまのおうまれのメッセージをみんなで聞き、讃美歌『きよしこのよる』を歌います。
『…いまから二千年前、ほんとうにその時がきたのです』。こうして始まった「聖劇」は、ピアノの旋律に乗って進みます。みんなで力を合わせて練習をしました。遊びながらもお友だちと一緒に歌ったりもしました。年少組のこひつじの群れ、年中組の天使たち。年長組はそれぞれの役割を担い、こころを一つにして「聖劇」をお捧げすることができました。このホールの明かりのように、静かに退場します。おうちの方を振り返り手を振るお顔は、とっても素敵な笑顔でした。
休憩を挟んだのち、おうちの方々の拍手に迎えられ、明るくにぎやかな雰囲気になったホールへみんなが戻ってきました。みんなはどこか、うきうきと楽しそう。声を合わせて『あわてんぼうのサンタクロース』を歌います。あれれ? どこか遠くでシャラランと鈴の音が。近づいてきたかとおもうと、メリー・クリスマス! サンタさんの登場です。
さっそく、声が園長先生に似ているよ! という鋭い質問が飛んできます。ちがうよ、園長先生じゃないよ。さっき園長先生に会ったけど、公園に行くって言ってたよ。ピンチを乗り越えたサンタさんは、プレゼントを配ってくれました。ありがとうございますと受け取ったみんなは、とびきりの笑顔です。けっこう重いぞと期待する姿も。さらにマジックショーのプレゼントがありますよ。おやおや? あれは…。真剣に見つめていたみんなに、トリックがばれちゃった!? サンタさん、またまたピンチ! …と見せかけて、どんでん返しもあるとってもゆかいなマジックショーでした。
この季節のサンタさんはとっても大忙し。みんなともっと一緒にいたいけど、もう次の幼稚園に行かなきゃ。じゃあ、またね。と歩き出したサンタさんですが、おっとっと、またもやピンチ。大切な鈴をお忘れですよ。あわてんぼうのサンタさんは鈴を手にすると、素敵な赤い羽をステッキに変え、颯爽とホールをあとにしたのでした。
サンタさんを拍手で送ったみんなは讃美歌『わたしはちいさいひ』を歌います。笑顔がたくさんの祝会は、こうして幕を閉じました。
イエスさまの優しさや思いやりの光が、子どもたちのいろんなところで輝いているのが見てとれた「聖劇」でした。お友だちを待ってあげたり支えたり、教えてあげたり。ずっとずっと、遊びを通して養ってきた力が、今日は「聖劇」という形で表出されたのですね。
本日のクリスマス礼拝・祝会、このひとときを一緒にお過ごしいただき感謝いたします。
みなさまのおうちでも、素敵なクリスマスをお迎えください。































































































