園舎の中のいたるところで。先日卒園した年長さんの面影を見つけてしまいます。
賑やかだったコドモの園幼稚園は、今日はなんだかちょっぴり静か。教諭の弾く優しいピアノの音色に迎えられ、年少さんと年中さんがホールに集いました。
今日は何の日か知ってるかな? 「修了式!」と、教諭の問いに元気な声でお返事です。今日は年長さんがいないんだよ、とも。そう、卒園式があったよね。「年長さんは小学校に行くんだよ!」「みんなはいっこ上(の学年)になるんだよ」と、口々に教えてくれました。
讃美歌「やさしい目が」を歌い、「幼稚園のみんなで修了式を迎えられるようにしてくださってありがとうございます。4月から、みんなはこんなに大きくなることができました。これからも大きくなれるように側にいて守っていてください」とお祈りします。
みんなが幼稚園に初めて来た時のことを思い出してみましょう。新しいお友だち、新しい場所で、ちょっとどきどきしたかもしれないね。それがだんだんお友だちと遊ぶのが楽しくなって、困った時はどうしたら良いかなって考えられるようになってきたね。神さま、おうちの方、お友だち、周りの人が助けてくれたから幼稚園が楽しめるお兄さんお姉さんになれました。長いおやすみの後、チューリップの花が咲く頃に、みんなは学年がひとつ上になります。
園長のお話を、時にお返事しながらじっと聞いている子どもたち。ひとつ上のお兄さん、お姉さんになるみんなに、園長からお祝いのマジックショーのプレゼントが。顔を輝かせてマジックを喜ぶ子どもたち、とっても素敵な笑顔です。
お胸の前で手を組んで「いつも側でみんなのことを見守ってくださった神さま、ありがとうございます。卒園したお友だちのことも、今日おやすみしたお友だちのことも、地震があったところのみんなのことも、どうか側で守っていてください。」とお祈りし、讃美歌「主イエスとともに」を歌って修了式を終えました。
ホールを出ると、そこには新しい本棚が。卒園した年長さんのおうちの方が、卒園記念として寄贈してくださいました。みんなが幼稚園で過ごした足跡が、在園の子どもたちの心を豊かにするお手伝いをしてくれます。どんな絵本がしまわれていくか、楽しみですね。
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