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【全学年】収穫感謝礼拝

園庭では、風が吹くとかさかさ、ぱらぱらと、まるで秋が木の葉の楽器を奏でているような音が聞こえるようになりました。あっという間に11月も半ば。子どもたちの服装も長袖姿がずいぶんと増え、コドモの園幼稚園もすっかり秋に包まれています。



今日は収穫感謝礼拝の日。教諭の弾くピアノの音色に導かれ、子どもたちが、一層秋めいているホールに入場してきました。

舞台のカゴには秋の実りが、深い群青色のカーテンにはまるで金風が夜空に舞い上げたかのように落ち葉が飾り付けられ、子どもたちも「りんご!」「だいこんもある!」と口々に教えあったりと、舞台の上の小さな秋に心を動かされているよう。


柿やみかんは、幼稚園の柿の木、みかんの木に実ったもの。これらを含め、全て神さまが私たちにくださったものです。ありがとうの気持ちを込めて、讃美歌「かみさまにかんしゃ」を歌い、秋の実りをくださってありがとうございます。今日お休みのお友だちが寂しくないようお守りください。と、お祈りをしました。




「収穫感謝祭」って何だろう。教諭が、今から400年も昔のメイフラワー号から始まるお話をしてくれました。辛い時、悲しい時、苦しい時。神さまが助けてくださることを信じ、そしてインディアンの人々に支えられ、やがて土地の恵みを手にすることができたイギリスの人々はどんなに嬉しかったことでしょう。一番初めの収穫感謝祭のお話を、子どもたちも真剣な眼差しで聞き入っていました。





たくさんの恵みを与えてくださる私たちの神さまに、私たちが受け取った恵みを他の人とも分かち合えるようにしてくださいとお祈りをして、讃美歌「やまのかんしゃさい」を歌ったあとは心の中で神さまとお話をします。

舞台に飾られた、緑や黄色、赤く染まった葉っぱの木。どんぐりやまつぼっくり、すすき、そして真っ赤な宝石のような木の実。舞台に近づいてみると、どれもが美しく輝いているように感じられて、眺めるだけで嬉しくなっちゃうね。



秋の恵みを間近で見た子どもたちは、教諭の弾くピアノの音色に送られてホールを後にしました。

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