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夏のみのり

コドモの園幼稚園では、早くも1学期の最終週を迎えました。園庭の桐の樹も、ついこの間まで寒そうだと思っていたのに、今では青々と葉を茂らせ、涼しい木陰を作っています。

4月は初めてのことだらけだった年少さんも、今ではお気に入りの遊びを見つけたり、知らない場所は無いと言わんばかりに園内をにこにこ顔でのびのびと駆け回っています。



最近は、さらに園児たちをにこにこさせる「夏ならでは」のものが増えました。

5月に年少さんが植えたゴーヤの苗から花が咲き、実がなりました。一方年中さんが種を蒔いた朝顔も、本葉がぐんぐん増え、あともう少しで蕾をつけそうです。

園のシンボルツリーでもあるサルスベリの樹は、薄紫色の花を咲かせます。フリンジがとても素敵な花びらは、園児に大人気です。教諭からビニール袋を貰い落ちた花びらを大事そうに集める姿も、当園の夏ならではの風物詩です。



その他にも、多様な植物が植えられている当園の敷地内では、そこかしこに夏のみのりが見られます。5月に見事な花を咲かせていた藤は、愉快な形の豆を実らせました。樹齢100年を超える柿の木には、『さるかに合戦』を連想させる青い柿がたくさん実をつけました。ヨウシュヤマゴボウ、葡萄棚にもいくつもの房がぶら下がり、その他にも小さなみのりがそこかしこで見られます。

夏の花も盛りです。ユリの横では、クリスマスツリーとして12月に活躍するモミの樹が体力を温存中。カンナの花も、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせています。



コドモの園幼稚園には、虫取り網、虫籠も複数用意があります。おともだちと連れ立って虫を追う後ろ姿が、学年が上がるにつれ頼もしくなっていくのも、夏の風物詩かもしれませんね。


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