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ピアノを調律していただきました

コドモの園幼稚園では、各保育室とホールにピアノを設置しています。このピアノたちは、いわゆる「ほんもののピアノ」。普段から教諭たちに賛美歌等の伴奏で使われており、行事の際は豊かな音色を響かせていますが、何より子どもたちの良き遊び相手として大活躍。どこかで聴いたメロディの音を、小さな指で懸命に探る姿。お友だちと並んで座り、音を出し合ってくすくす笑う姿。毎日いろんな姿が、このピアノたちの前で見られます。



どれどれと、調律師さんがパネルや蓋を取り外し、様子を見てくれています。金属のフレームには「NIPPON GAKKI」。伺ったところによると、このピアノはベテランのピアノ。半世紀近く子どもたちと一緒に遊んでくれているピアノなのだそうです。





調律師さんが道具を使い、丁寧に音を合わせていきます。1つの音を出したり、2つの音を出したり。チューニングのためのハンマーを大きく回したり、ほんのちょっぴり回したり。

やがて作業が終わり、蓋が戻されると、アイロンがピシっと掛けられたシャツを着たような、とっても気持ち良い姿になりました。





現在幼稚園には7台のピアノがあり、調律師さんに定期的に来ていただいています。調律は数日にわたって行われ、この日は年長さんの保育室にあるヤマハのピアノが、調律されるのを楽しみに待っているようでした。来てくださった調律師さんは、実はコドモの園幼稚園の卒園生。長年幼稚園のピアノを診てくださっています。今日は久しぶりのお友だちに会えて、ピアノもきっと嬉しかったでしょうね。



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