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【年長組】クリスマス礼拝・祝会

ほの明るいホールは、静かに始まりの時を待っていました。大きな、ほんもののモミの木には、きらきらと光る飾り付けがなされ、木製のオーナメントは優しげに風に揺れています。



古くから幼稚園にある足踏みオルガンが、ホールに時を告げます。神様にお捧げする聖劇を演じるために、衣装に身を包んだ子どもたちが静かな足どりで入場してきました。今日はクリスマス礼拝の日。アドベントクランツの4本目のキャンドルに、教諭が火を灯してお話をします。

ろうそくは、その身を小さく小さく溶かしながら周囲を明るく照らします。そんなろうそくのように、その身をもって明るい希望をもたらしてくださったイエスさまに感謝して、讃美歌「わたしはちいさいひ」を歌います。そして、大切なひとり子であるイエスさまを私たちのためにくださった神さまに、ありがとうの気持ちを込めてお祈りいたします。



年長さんの、幼稚園最後の聖劇が始まりました。BGMはあらかじめ録音された音源を使うのではなく、教諭が場面に合わせてピアノを弾きます。優しい音色を背景に、自分に与えられた役割に一生懸命に取り組み、全うしようとする姿に、みんながとっても素敵なお兄さん、お姉さんに成長したことが感じられ、嬉しさだけではなく、感動が胸に満ちあふれます。



イエスさまの誕生のお話、世界で初めてのクリスマスを主題に据えた聖劇のおしまいに、「きよしこのよる」を歌って捧げます。

ここでクリスマス礼拝は終了し、子どもたちはお着替えのために一旦退場します。おうちの方を観覧席に見つけた子どもたちの、やり遂げたよ!というような誇らしげな顔や、見ていてくれたかな?というような嬉しそうな笑顔。たくさんのすてきな表情がみて取れました。



再度子どもたちが入場してきました。さきほどまでは静かな静かなホールでしたが、今度はとっても明るく賑やかに。そして鈴の音も高らかに、メリークリスマス!と登場したサンタさんに、子どもたちは大はしゃぎ!

サンタさんからみんなにプレゼントがあるよ! ありがとうとお礼を言って受け取る子どもたち。神さまから預かったプレゼントを世界中の子どもたちに配る使命でとっても忙しいサンタさんだけど、みんなにちょっぴりマジックを見せてくれました。不思議な結末に大盛り上がり! 最後にサンタさんとも記念撮影をして、祝会は幕を閉じたのでした。

いただいたプレゼント、楽しみだね!

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