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【年少組】秋の遠足

大きな木陰に入るとなんだか寒くて、日向に出るとなんだか暑い。不思議な気温の朝、大きな木陰を作る大きな木がたくさんある大きな大きな公園に、コドモの園幼稚園の年少組さんが、おうちの方に連れられて集まってきました。


今日はみんなが楽しみにしていた遠足の日です。春の遠足でここに来たことを覚えているかな? ここは、神さまがくれた土や緑がたくさんの楽しい公園です。

神さま、ぴかぴかの晴れのお天気をくださってありがとうございます。遠足の始めから終わりまで、私たちを守っていてください。お休みのお友だちを、寂しい思いをしないように守っていてください。お祈りをしたあと、今日のお天気のようなぴかぴかの笑顔でおうちの方に手を振って、さあ、出発です。

大人の視線では広い公園でも、子どもの視線だとまるで緑豊かな森に入ってくかのよう。先生がいつも見えるところで遊ぼうね。困ったら近くの先生に声をかけてね。みんなで約束をして、足を進めます。



芝生の広場に到着し、荷物を置きます。教諭が配っているのは、先日みんなが絵を描いて作った「探検バッグ」。色とりどりの三つ編みの肩掛け紐がついています。お友だちに自分の描いた絵の解説をしたりと一通り賑やかに過ごしたあと、いよいよ探検に出発です。

みんなが来る前に偵察に出かけた園長によると、丸かったり長かったり、茶色やみどり、いろんなどんぐりがあったそうだよ。みんな真剣に地面を見つめて、割れたどんぐり、穴あきどんぐり、帽子をかぶっているもの、帽子だけのもの。探検バッグにお気に入りを詰め込んでいきます。



ひとしきり集中したあとは、それぞれ自由な遊びへ。教諭や今日の撮影に来てくださったカメラマンさんを、思いっきり走って追いかけます。どんなに走っても端っこがやってこない広さに、木漏れ日のようなきらきら輝く笑顔が弾けます。

コドモの園幼稚園の年少さんは、遊ぶことが大好き。大きな木の根っこを平均台に見立てて歩いてみたり、よじ登って木の股から向こうを覗いてみたり。初めて見る、固まった樹液を恐る恐るつついてみたりと、いろんなことを試しながら、自然がもたらす豊かな遊びを思い切り楽しみました。



みんな、とってもお腹が空いてきたね。お友だちと手を繋いで移動する間も、さっき見つけたものや今日のおやつの話で盛り上がります。リュックから自分でシートを取り出し敷いた後は、手を石鹸で洗い消毒をします。今日、お弁当を作ってくださったおうちの方、そしてお弁当箱に入っているたくさんの食べものをくださった神さまにお祈りをして、讃美歌『めぐみの神さま』を歌います。

お弁当箱の蓋を開けて、中身をじっと見つめる子どもたち。おうちの方を思い出しているのかな? やがて嬉しい笑顔がたくさん。ひと口ひと口、大事に大事に食べていました。そしてお弁当が終わったら、今日はおやつもありますよ。おうちの方が準備してくださった大好きなおやつを、お友だちに紹介したりしていました。



お弁当で一息ついた後はシートを自分で片付けて、再び遊びの世界に戻ります。




もっと遊びたいけれど、帰る時間がやってきました。気づけばちょっぴりへとへとです。おうちの方が待っているところまでがんばって歩けたね。

最後まで元気に遊べたこと、気持ちの良いお天気をくださったことを神さまに感謝してお祈りをしたあと、さようならのご挨拶です。

今日はたくさんのどんぐりを拾えたね。明日も元気に、幼稚園で会いましょう!

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