昨年の秋に年少さんが植えたチューリップが元気いっぱいに花開いた数日後、元気いっぱいの4月の風と共に、元気いっぱいな子どもたちがコドモの園幼稚園に登園してきました。
玄関や教室で、おうちの方や教諭たちにぴっかぴかのあたらしい名札をつけてもらいます。ひとつお兄さんやお姉さんになったみんなは、大きな荷物を抱えながらも、まるで羽が生えているかのように軽々と階段を登り、新しい保育室に入っていきました。
準備が整った子どもたちが、教諭の弾く優しいピアノの音色に導かれホールに入場します。
つい昨日まで幼稚園は静まり返っていて、遊具やおもちゃ、花や木も、みんなが戻ってくるのが待ち遠しい!と言っているようでした。そして今日、溢れるようなみんなの笑顔を見ることができ、教職員だけではなく、幼稚園全体がとても嬉しい気持ちでいっぱいです。
事故や病気に見舞われる事なく、みんなが笑顔でまたコドモの園幼稚園に集まれた事を神さまに感謝し、讃美歌『ちいさいおてて』を歌います。
ひとつ上の年中さん、年長さんとなったみんなは、来週新しいお友達を迎えます。そう、年少さんが入園してくるんだよね。みんながお手本になって、かっこいいところ、すてきなところ、たくさん見せてあげたいね! 背筋を伸ばして教諭の話を聴くお背中が、とっても頼もしく感じられます。そんなみんなに、園長から小さなマジックショーのプレゼントが!
こうしてみんなと笑い合える事はとっても嬉しい事。楽しい事だけではなく、思い通りにいかずに悔しい思い、悲しい思いをする事もあるかもしれないけれど、神さま、いつも幼稚園の真ん中にいて、私たちを守っていてください。お祈りしたあと、讃美歌『ことりたちは』を歌い、最後にピアノの音色に送られ、みんなはホールを後にしました。
さあ、楽しい新学期の始まりです。みんながたくさん、笑顔で遊べますように!