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【年中組・年長組】秋の遠足

ここはコドモの園幼稚園の、いつもと雰囲気が違う年長さんの保育室です。みんなはエプロン姿ではないし、籐のバスケットの代わりにリュックで登園しました。


みんな、今日はどこに行くのかな?

「すいぞくかん!」

元気な声が響きます。


教諭が今日のお約束をみんなと確認します。

神さまに、今日、遠足に行くことができるようにしてくださってありがとうございます。みんなが怪我をしたり迷子になったりしないように、最初から最後まで守っていてくださいとお祈りをし、園庭で年中さんと合流しました。

そうです、今日遠足に行くのは年長さんだけではありません。一緒にお弁当を食べたりして、交友を深めてきた仲良しの年中さんと一緒ですよ。楽しい気持ちで手を繋ぎ、バスとの待ち合わせ場所に向かいます。年少さんが一生懸命大きく手を振って「いってらっしゃい!」と見送ってくれました。年中さん、年長さんも、にこにこ笑顔で「いってきます!」と応えます。



待ち合わせ場所では、黄色の大きなバスがみんなを待っていてくれました。

「ようちえんバスって初めて!」

「ようちえんバスじゃないよ、はとバスだよ!」

乗り込むと早速シートベルトを装着します。貸切バスなので、今日は他のお客さんがいません。あちこちから楽しい笑い声がこぼれて、これから向かうアクアパーク品川を楽しむ気まんまんです。


今日みんなをアクアパーク品川まで連れて行ってくれる運転士さんに、何て言ったら良いかしら。はじめまして、かな? あっ、運転してくれてありがとう、じゃない? みんなで意見を出し合って、大きな声で「よろしくお願いします」とご挨拶しました。

教諭の出すとんでもなく愉快なクイズタイムが終わると、お隣同士でおしゃべりを楽しんだり、着席したまま音楽に合わせて踊ってみたり。気づけば見慣れた街の風景から抜け出して、あっというまにアクアパーク品川に到着していました。運転士さんにありがとうを言い、建物に向かいます。



入場すると、そこは暗くて不思議な世界。大きな水槽の中でゆらゆらゆれる、大きな大きなクラゲを見ました。ながーいエスカレーターを使って移動した先では、ちょうどドルフィンパフォーマンスが始まるところでした。目の前をジャンプしたり回転したり。ちらつく粉雪の演出もあって、迫力ある素敵な演技を見ることができました。

今日のアクアパーク品川は、天気の関係もあってか2,000人を超える来場者があったそうです。年中さん・年長さんのペアで手を繋ぎ、迷子にならないように、ぶつかったりしないように。教諭だけではなく子どもたちも、気付かぬうちに気を張っていたようです。だからから、もうおなかがぺこぺこ! お弁当箱を開けると、おうちの方がつくってくださった中身にほっとしたお顔になりました。大きなお口で頬張ると、疲れなんか吹き飛んでいっちゃったね。ペアで並んで食べたお弁当、とても嬉しい味がしたそうです。



おやつも食べてパワーを補充したみんなは、元気に立ち上がり、お魚の水槽を観ることにしました。自分の身体の倍以上も大きなサメやエイたちがすいすいと泳いでいきます。鮮やかな色の魚、すてきな模様のお魚、いろんなお魚をお友だちと観て、アクアパーク品川を後にしました。



帰りのバスの中でも、お魚のDVDを鑑賞したり、おしゃべりを楽しんだり。はたまたちょっぴりうたた寝したりしているうちに、バスは幼稚園の近くまでみんなを送り届けてくれました。

ペアで手を繋いで幼稚園まで無事戻ったあと、私たちを無事幼稚園に戻って来られるようにしてくださった神さまに、守ってくださってありがとうございますとお祈りをしました。


教諭がアクアパーク品川の入場券を配ります。

使われている写真が何種類もある入場券、お友だちや教諭たちと見せ合いっこをして、楽しい思い出となる1日が終わりました。

今日どんなものを見たか、お家の方にお話ししてみてね。

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