コドモの園幼稚園の朝の園庭はとっても賑やか。年少組さん、年中組さん、そして年長組さんが入り混じり、子どもたちが熱心に遊んでいます。
園庭の隅では木陰のプランターをずらしてダンゴムシ探しをする姿が。花びらを潰して作る色水づくり、雲梯やなわとび、大きな藤棚に守られた砂場も大人気です。様々な変身アイテムを開発し、なりきって遊ぶごっこ遊びなど、外遊びだけではなく室内でもたくさんの楽しい遊びが繰り広げられています。
さて、今日はみんなには予定がありますよ。それは「歯科検診」です。歯医者さんが幼稚園に来てくださって、みんなの歯の様子を確認してくれますよ。
クラスごとにホールへ移動し、歯医者さんに「よろしくおねがいします」とご挨拶をします。
幼稚園で初めて歯科検診を受ける年少組さん。「歯医者さんに診てもらう時は、どうするんだっけ？」教諭の問いかけに「カバさんのおくちだよ！」「大きく開けるんだよ」と、元気にやってみせてくれました。
でもやっぱり何回目でも緊張しちゃうよね。ひとり、またひとりと診てもらい、自分の番が近づいてきます。おしゃべりも無くなり、診てもらっているお友だちをじっと見守ります。ドキドキしていたお友だちには「がんばれ、がんばれ！」の応援も。
ひとりを診終わるたびに、手袋を交換し清潔に努める歯医者さん。どきどきしながら歯医者さんの準備が整うのを待ちます。小さな鏡をお口にいれて、歯の表面、裏側、側面、歯と歯の間。いろんなところをくまなく確認してもらいます。「はい、いいですよ」の合図とともに座っていたところへ戻ると、どの子も緊張が解けるのかにっこりと笑顔に。「こわくなかったよ」「くすぐったかったよ」と教諭に教えてくれました。
さあ、みんなの歯を診終わりました。歯医者さんに「ありがとうございました」とお礼を述べて、ホールから退出します。歯医者さんにバイバイと手を振りながら「へっちゃらだった！」「ぜんぜん痛くなかった！」と笑顔でお話ししていました。
歯医者さんによると、まだまだひとりで歯磨きをするのは難しい年齢。必ずおうちの方が仕上げ磨きをする事が、虫歯になりにくくするポイントだと仰っていました。
来年もぴかぴかの歯を、歯医者さんに診てもらおうね。
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