3月に入り5日目の今日は、二十四節気では「啓蟄(けいちつ、冬ごもりをしていた虫たちが土から出てくるころ)」と、なんだか暖かそうな意味を持つそうです。しかし朝はまだ寒く、コドモの園幼稚園のみんなも、暖かい上着に包まれての登園姿です。
玄関から一歩入ると、まるで春のお日様の暖かさが色や形になったかのように、うさぎやめんどり、色とりどりの卵たち。ピンクや若草色、黄色が、ふんわり園舎内を彩っています。ホールの入口にはリースをかたどった飾りが。コドモの園幼稚園では、今日はみんなでイースター礼拝の時を持ちます。
教諭の弾く穏やかなピアノの音色と共に、みんながホールに入場してきました。
イースターってなんの日か知ってる? 何も悪いことをしていないのに、イエスさまは全ての人間の罪をあがなうために十字架にかけられて死をとげられました。そして、その3日後に復活された事をお祝いする日です。
讃美歌『やさしいめが』をみんなで歌い、お祈りをします。これからみんなでイースターのお話を聞きます。嬉しい気持ちでお祝いできるように見守っていてください。
教諭がボードを使って、イエスさまの復活を見届けたマグダラのマリアのお話をします。子どもたちは、お口をきゅっと引き結んで聞き入っていましたが、イエスさまが復活をされたと知って、ふっと緊張も和らいだね。
今日は少し早いイースターのお礼拝でした。本当のイースターは3月31日です。その日も嬉しい気持ちでお祝いできますようにとお祈りし、讃美歌『主イエスとともに』を歌います。
心を鎮め、手を組んで神さまとお話をしたあとは、教諭の弾くピアノの音色に送られ、それぞれの保育室へ戻りました。
コドモの園幼稚園のいろんな所にしつらえられたイースターの飾りつけ。楽しそうに眺める子どもたちの姿があちこちにありました。
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